2013年 06月 30日
宮崎世間遺産 #03(空挺落下傘部隊の給水塔/川南町)
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皆さんは世界遺産ならぬ”世間遺産”ってご存じですか?
近年「世界遺産」や「近代化遺産」が脚光を浴びる中、写真家・藤田洋三氏が提唱する「世間遺産」に賛同する動きが各地で広まっています。
「世間遺産」とは庶民が残した手仕事や暮らしなどの中にある懐かしいもの、大切にしたいものにフォーカスを当てたものです。
私が独断で認定する宮崎世間遺産の第3号がこちらの「陸軍落下傘部隊挺進第3連隊兵舎給水塔(宮崎県川南町)」です。
太平洋戦争に突入した昭和16年に、南方戦線での奇襲作戦に備え、川南町に空挺落下傘部隊が編成されました。
空挺落下傘部隊では6基の給水塔が使われていたそうですが、地域からの存続の要望を受けて解体を免れたこの1基のみが昔の姿のままで残されています。
国立病院機構宮崎病院の敷地内に残る給水塔は、アメリカ軍の機銃掃射を受けた弾痕が残されています。
地域の要望を受けて残され、歴史を伝える貴重な遺産となっている給水塔。これまた、「宮崎世間遺産」への登録決定です!
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太平洋戦争に突入した昭和16年に、南方戦線での奇襲作戦に備え、川南町に空挺落下傘部隊が編成されました。
空挺落下傘部隊では6基の給水塔が使われていたそうですが、地域からの存続の要望を受けて解体を免れたこの1基のみが昔の姿のままで残されています。
国立病院機構宮崎病院の敷地内に残る給水塔は、アメリカ軍の機銃掃射を受けた弾痕が残されています。
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by keikansan
| 2013-06-30 10:45
| 宮崎世間遺産