2014年 04月 29日
景観重要建造物 宮崎県庁5号館
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宮崎県庁5号館は、景観法に基づき宮崎市が指定した景観重要建造物です。
宮崎県庁本館ともに、数少ない宮崎の近代建築であり、レンガ調の外観、玄関まわりや軒先の装飾が特徴的な建物です。
昭和元年(1926年)に建てられたこの建物は、以前は銀行(旧宮崎農工銀行、旧第一勧業銀行宮崎支店)の社屋として使用されていましたが、現在は宮崎県文書センターとして使用されています。
建設当時は吹き抜けだった部分には床が張られています。転落防止の柵がかつて吹き抜けがあったことを今に伝えています。窓も当時の物がそのまま使われています。
階段の手すりは2階までと2階から屋上へ向かう階段で縦格子の間隔が異なっています。
文書センターとして利用されることになった際、2階までは一般の人が立ち入ることも考慮して転落防止用に同じデザインの縦格子を追加したのだそうです。
どちらも、建物の価値を損なわないように、細やかな配慮がされたもの。その想いを未来の人に引き継いでいきたいものです。
景観重要建造物とは、良好な景観を形成する上で優れた建造物が、除去や外観の変更などにより損なわれることがないように、景観法の規定により、景観行政団体(県もしくは市長村で地域によって異なります)の長が指定するものです。
【関連ページへのリンク】
》》 宮崎市ホームページ 「景観重要建造物」
》》 宮崎県ホームページ「宮崎県の景観について」
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宮崎県庁本館ともに、数少ない宮崎の近代建築であり、レンガ調の外観、玄関まわりや軒先の装飾が特徴的な建物です。
昭和元年(1926年)に建てられたこの建物は、以前は銀行(旧宮崎農工銀行、旧第一勧業銀行宮崎支店)の社屋として使用されていましたが、現在は宮崎県文書センターとして使用されています。
建設当時は吹き抜けだった部分には床が張られています。転落防止の柵がかつて吹き抜けがあったことを今に伝えています。窓も当時の物がそのまま使われています。
階段の手すりは2階までと2階から屋上へ向かう階段で縦格子の間隔が異なっています。
文書センターとして利用されることになった際、2階までは一般の人が立ち入ることも考慮して転落防止用に同じデザインの縦格子を追加したのだそうです。
どちらも、建物の価値を損なわないように、細やかな配慮がされたもの。その想いを未来の人に引き継いでいきたいものです。
景観重要建造物とは、良好な景観を形成する上で優れた建造物が、除去や外観の変更などにより損なわれることがないように、景観法の規定により、景観行政団体(県もしくは市長村で地域によって異なります)の長が指定するものです。
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by keikansan
| 2014-04-29 07:05
| 建築物