2016年 05月 29日
旧田原村役場(登録有形文化財)
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旧田原村役場(高千穂町河内)は、内装の細部に幾何模様を施す一方、玄関ポーチは社寺風の組物で軒を支えるなど、和洋の意匠を巧みに取り入れた建物(昭和2年建築)です。
長い間空き家となっていましたが、平成15年に地域おこしに取り組む有志10人が建物を取得して文化財登録を申請、平成26年12月19日付けで国の登録有形文化財に登録されました。
平成28年4月に発生した熊本地震で敷地を支えてきた一部の石垣が崩壊したものの、建物には大きな被害はなかったようです。
この日は地区の方々が建物周辺の草刈りをされていて、偶然見かけた建設当時の村長さんの孫に当たるという地元の方に内部を案内していただきました。
こちらは、1階役場職員の皆さんが業務を行っていた場所です。
こちらがかつては議場だったという2階に上がる階段です。
綺麗な曲線を描く踊り場付近の手摺りに職人さんの高い技術が伺えます。
2階にあがると、何やら大きな発泡スチロールの塊がありました。
この地区では毎年ユニークな像を製作し、屋外に展示しています。今年も力作が期待できそうです。
地域の人によって残された貴重な建築物。今後も大切に次代に引き継いでいきたいものですね。
【関連ページへのリンク】
》》 登録文化財に旧田原村役場(読売新聞2014.7.19)
》》 国登録有形文化財に「旧田原村役場」が登録(高千穂町コミュニティセンター・歴史民俗資料館からのお知らせ)
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長い間空き家となっていましたが、平成15年に地域おこしに取り組む有志10人が建物を取得して文化財登録を申請、平成26年12月19日付けで国の登録有形文化財に登録されました。
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綺麗な曲線を描く踊り場付近の手摺りに職人さんの高い技術が伺えます。
2階にあがると、何やら大きな発泡スチロールの塊がありました。
この地区では毎年ユニークな像を製作し、屋外に展示しています。今年も力作が期待できそうです。
地域の人によって残された貴重な建築物。今後も大切に次代に引き継いでいきたいものですね。
【関連ページへのリンク】
》》 登録文化財に旧田原村役場(読売新聞2014.7.19)
》》 国登録有形文化財に「旧田原村役場」が登録(高千穂町コミュニティセンター・歴史民俗資料館からのお知らせ)
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by keikansan
| 2016-05-29 07:31
| 建築物