2013年 03月 11日
通りをデザインする
|
3月9日から10日にかけて都城市で開催された「宮崎まちづくり道場 in 都城(主催:(社)宮崎県建築士会まちづくり委員会)」に参加してきましたよ。
まず初日は東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀繁教授のほか、宮崎でまちづくり活動に取り組む2名の方の事例発表などが行われました。
堀教授の講演では、「もてなしの心も形にしないと伝わらない。町のもてなしの心を形に表すことが重要であること」や「手を抜いてはいけない。丁寧に作る事で、訪れる人をもてなす心=ホスピタリティーが伝わる」ということなど、まちづくりを考える上での重要なヒントを学びました。
事例発表では、宮崎県内を中心に、お隣の鹿児島や大分、熊本などの魅力ある風景やお店、イベントなどを紹介する地域情報誌「みちくさ」の編集長、福永栄子氏の講演と、串間市でサインの景観改善に取り組む河野秀親氏の講演が行われました。
いずれの発表も、自分たちの町でも何か取り組まなくちゃと思えるようなそんな内容でした。
2日目は西都城駅前の「ゆずり葉大通り」に相応しい新築建物のデザインルールを探る「新築班」、駅前にある石蔵の活用方法を提案する「石蔵提案班」、攝護寺前通りの建物は残し、増改築する場合のデザインを探る「攝護寺前通り提案班」、通りにあうサイン計画を提案する「サイン班」に別れ、ワークショップを行いました。
こちらがゆずり葉大通りと名付けられた駅前のシンボルロードです。
私は「攝護寺前通り提案班」に参加しました。まずはメンバーの皆さんと現地調査です。
こちらが攝護寺です。入り口の門を通って中に入ると立派な本堂が見えてきます。
各班とも調査の結果、通りには様々な課題があることがわかりました。それらの課題を市のコミュニティーセンターに戻って、取りまとめていきます。
私達のグループは「攝護寺前通り提案班」でした。T字路が多い周辺の通りの特徴を生かして、案内看板ではなく、T字路付近の景観改善を集中的に行い、「この先に何か素敵なものがありそうだ。」と思えるような町並みとすること。
そして、車ではなく、歩いて来る人をもてなすような「おもてなしの心」が伝わるような通りとするための提案を作成しました。
最後は各班による成果発表のプレゼンテーションです。今後のまちづくりを考える上でのきっかけになりそうな様々な提案がなされました。
今回のまちづくり道場で通り周辺には様々な課題が明らかになりましたが、初日の講演をされた堀氏によると、そういう町にはそれだけ「伸びしろ」があるっていうことなんだそうです。
まちづくりには息の長い取組が必要です。まずは、地域の人達がまちづくりの目標像を共有し、一つ一つ課題を改善しながら、その効果についても地域の人々で共有し、次のステップに進んでいく、そういうまちづくりもいいのかなぁそんなことを感じました。
初日の夜は、参加者による交流会。私も建築士会のメンバー以外ではただ一人宿泊して、皆さんと更なる交流を深めました。
都城市に行ったら、これを食べなくちゃと勧めらられたのが、昭和23年創業という「あたりや食堂」の「雷々麺(らいらいめん)」です。
ちょっぴり辛めの野菜あんかけが、チャンポン麺にかけてあるという病みつきになりそうなこの麺料理、都城に行かれた際にはぜひ、食べてみてください。
》》 あたりや食堂 ホームページ
(お知らせ)
修理に出していたパソコン、結局ハードの問題ではなく、ソフトウエアの問題だったようです。リカバリを勧められ、そのままの状態で返送してもらいました。
とりあえずは、当面このまま使い続けます。皆さんの所にも以前のようにお伺いできると思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
☆☆ ブログ人気ランキング参加中 ☆☆
↓↓ パソコンが無い間、リンクを貼っていなかった関係で33位まで急降下。果たして再び3位以内に帰り咲けるか。応援していただける方はクリックしてください。
にほんブログ村「宮崎県情報 人気ブログ」をご覧いただけます。
☆☆ ツイッターやってます ☆☆
↓↓ アカウント名は「keikansan」です。気軽にフォローミー!
まず初日は東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀繁教授のほか、宮崎でまちづくり活動に取り組む2名の方の事例発表などが行われました。
堀教授の講演では、「もてなしの心も形にしないと伝わらない。町のもてなしの心を形に表すことが重要であること」や「手を抜いてはいけない。丁寧に作る事で、訪れる人をもてなす心=ホスピタリティーが伝わる」ということなど、まちづくりを考える上での重要なヒントを学びました。
事例発表では、宮崎県内を中心に、お隣の鹿児島や大分、熊本などの魅力ある風景やお店、イベントなどを紹介する地域情報誌「みちくさ」の編集長、福永栄子氏の講演と、串間市でサインの景観改善に取り組む河野秀親氏の講演が行われました。
いずれの発表も、自分たちの町でも何か取り組まなくちゃと思えるようなそんな内容でした。
2日目は西都城駅前の「ゆずり葉大通り」に相応しい新築建物のデザインルールを探る「新築班」、駅前にある石蔵の活用方法を提案する「石蔵提案班」、攝護寺前通りの建物は残し、増改築する場合のデザインを探る「攝護寺前通り提案班」、通りにあうサイン計画を提案する「サイン班」に別れ、ワークショップを行いました。
こちらがゆずり葉大通りと名付けられた駅前のシンボルロードです。
私は「攝護寺前通り提案班」に参加しました。まずはメンバーの皆さんと現地調査です。
こちらが攝護寺です。入り口の門を通って中に入ると立派な本堂が見えてきます。
各班とも調査の結果、通りには様々な課題があることがわかりました。それらの課題を市のコミュニティーセンターに戻って、取りまとめていきます。
私達のグループは「攝護寺前通り提案班」でした。T字路が多い周辺の通りの特徴を生かして、案内看板ではなく、T字路付近の景観改善を集中的に行い、「この先に何か素敵なものがありそうだ。」と思えるような町並みとすること。
そして、車ではなく、歩いて来る人をもてなすような「おもてなしの心」が伝わるような通りとするための提案を作成しました。
最後は各班による成果発表のプレゼンテーションです。今後のまちづくりを考える上でのきっかけになりそうな様々な提案がなされました。
今回のまちづくり道場で通り周辺には様々な課題が明らかになりましたが、初日の講演をされた堀氏によると、そういう町にはそれだけ「伸びしろ」があるっていうことなんだそうです。
まちづくりには息の長い取組が必要です。まずは、地域の人達がまちづくりの目標像を共有し、一つ一つ課題を改善しながら、その効果についても地域の人々で共有し、次のステップに進んでいく、そういうまちづくりもいいのかなぁそんなことを感じました。
初日の夜は、参加者による交流会。私も建築士会のメンバー以外ではただ一人宿泊して、皆さんと更なる交流を深めました。
都城市に行ったら、これを食べなくちゃと勧めらられたのが、昭和23年創業という「あたりや食堂」の「雷々麺(らいらいめん)」です。
ちょっぴり辛めの野菜あんかけが、チャンポン麺にかけてあるという病みつきになりそうなこの麺料理、都城に行かれた際にはぜひ、食べてみてください。
》》 あたりや食堂 ホームページ
(お知らせ)
修理に出していたパソコン、結局ハードの問題ではなく、ソフトウエアの問題だったようです。リカバリを勧められ、そのままの状態で返送してもらいました。
とりあえずは、当面このまま使い続けます。皆さんの所にも以前のようにお伺いできると思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
☆☆ ブログ人気ランキング参加中 ☆☆
↓↓ パソコンが無い間、リンクを貼っていなかった関係で33位まで急降下。果たして再び3位以内に帰り咲けるか。応援していただける方はクリックしてください。
にほんブログ村「宮崎県情報 人気ブログ」をご覧いただけます。
☆☆ ツイッターやってます ☆☆
↓↓ アカウント名は「keikansan」です。気軽にフォローミー!
by keikansan
| 2013-03-11 06:35
| 景観まちづくり