2013年 03月 30日
宮崎世間遺産 #02(都城市民会館/都城市)
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皆さんは世界遺産ならぬ”世間遺産”ってご存じですか?
近年「世界遺産」や「近代化遺産」が脚光を浴びる中、写真家・藤田洋三氏が提唱する「世間遺産」に賛同する動きが各地で広まっています。
「世間遺産」とは庶民が残した手仕事や暮らしなどの中にある懐かしいもの、大切にしたいものにフォーカスを当てたものです。
私が独断で認定する宮崎世間遺産の第2号がこちらの「都城市民会館(都城市)」です。
1966年に菊竹清訓の設計により完成した建物は、新陳代謝をを意味する「メタボリズム建築」の傑作ともいわれる建築物で、鉄骨で支えられた屋根は更新されることを前提に設計されたのだそうです。
老朽化を理由に一時は市議会で解体が議決され、2007年には取り壊される予定だったこの建物ですが、南九州大学が学校の施設として20年間の無償貸与をすることで存続することが決まりました。
しかしながら、再び利用するにはいろいろと対策も必要なようで、現在も休館中。この日も玄関の扉は固く閉ざされたままでした。
使われない建物はやがて人々の愛着や感心も薄れてしまいます。再び市民が利用できる日が待ち望まれますね。
取り壊しが決まった際には、市民から建設反対の声も上がった都城市民会館。これまた、「宮崎世間遺産」への登録決定です!
(お知らせ)
実はこの建物、3月9日に都城市を訪れた際に撮影していたのですが、建物の魅力を伝えるには写真がいまいちと感じてました。
..というわけで再度撮影してから登録したいと思っていたのですが、転勤のため、なかなか撮りに行けそうも無くなるので、やむなく手持ちの写真を掲載させていただきました。
これまで見たことの無いような特徴的な外観をもつ建築物。皆さんも都城市を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。
ブログ 「景観散歩日和」 次回は宮崎県日向市からお届けします。
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老朽化を理由に一時は市議会で解体が議決され、2007年には取り壊される予定だったこの建物ですが、南九州大学が学校の施設として20年間の無償貸与をすることで存続することが決まりました。
しかしながら、再び利用するにはいろいろと対策も必要なようで、現在も休館中。この日も玄関の扉は固く閉ざされたままでした。
使われない建物はやがて人々の愛着や感心も薄れてしまいます。再び市民が利用できる日が待ち望まれますね。
取り壊しが決まった際には、市民から建設反対の声も上がった都城市民会館。これまた、「宮崎世間遺産」への登録決定です!
(お知らせ)
実はこの建物、3月9日に都城市を訪れた際に撮影していたのですが、建物の魅力を伝えるには写真がいまいちと感じてました。
..というわけで再度撮影してから登録したいと思っていたのですが、転勤のため、なかなか撮りに行けそうも無くなるので、やむなく手持ちの写真を掲載させていただきました。
これまで見たことの無いような特徴的な外観をもつ建築物。皆さんも都城市を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。
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by keikansan
| 2013-03-30 07:00
| 宮崎世間遺産